2016/12/30
院長 阿部 裕 (あべ ゆう)
情報化、ハイテク時代に生きるわれわれは、なかなかこころに余裕がもてません。また一方では、さまざまな文化が接触し合い、その複雑な文化の狭間で立ち往生してしまうこともあります。しかし人間あっての文化や社会であることはいうまでもありません。
そうした中で、われわれは、時には新しいことに挑戦し、時には安らぎの空間で骨休みをします。このクリニックでは少し立ち止まって、ゆっくりと骨休みできる場所と時間を提供したいと思っています。「ゆい」にはお互いに交換して助け合うという意味があります。クリニックは単に治療する場ではなく、お互いがこころを結び合い助け合う場をイメージしています。
職場で疲れてしまった人、家庭で笑顔を忘れてしまった人、人間関係に信頼を失ってしまった人、日本文化や社会の適応に悩んでいる人等、このクリニックでは思春期から高齢者まで、また日本人から外国人まで、幅広い人びとのこころの支援をしていきたいと考えています。
今の時代はこころの予防も大切です。自分自身に行き詰まりを感じたときは、クリニックのドアをたたいて下さい。