医師について

2016/12/30

院長 阿部 裕 (あべ ゆう)

火曜日、木曜日、及び隔週の月曜日、土曜日を担当しています。このクリニックは、日本の方々から外国の方々まで、色々な文化の中で生活する方々を診察する多文化クリニックとして、2006年3月に開院いたしました。日本人以外に、スペイン語圏、ポルトガル語圏、英語圏、韓国語圏などの外国籍の方々が多く受診されます。診察では、その人の価値観、生活の仕方、対人関係などその人の文化に沿った文脈で話を丁寧に聞き、支援することを基本に行なっています。四谷ゆいの”ゆい”は共に助け合うと言う意味です。診療では、その人自身の持つ自分で治る力を最大限発揮できるよう、一緒に考え、共に歩む伴奏者であることを大切にしています。どんなこころの悩みでも、お困りのときは、気軽にクリニックへ足をお運びください。

略歴
1976年、順天堂大学医学部を卒業し、史学地理学科に編入、2年間風土学を学ぶ。卒業後、医学の道に戻り、15年間、自治医科大学精神医学教室、宮本忠雄教授のもとで、臨床精神医学、精神病理学、多文化間精神医学、社会精神医学を学ぶ。1988年に精神保健指定医、1995年には医学博士を取得している。その後、順天堂大学スポーツ健康学部の教授を経て、2001年4月には臨床心理士資格を取得し、2003年4月から明治学院大学心理学部教授として、臨床心理士の育成に携わっている。この間1989〜90年にかけて、
スペインのマドリード大学精神医学教室に留学している。


社会活動
多文化間精神医学会理事長、外来精神医療学会副理事長、スポーツ精神医学会理事、精神衛生学会理事、社会精神医学会評議員、集団精神療法学会グループセラピスト、千葉外国人心の支援ネットワーク代表、イベロアメリカこころの支援研究会代表


主な著書
「ドン・キホーテの夢」 星和書店、1996
「精神療法マニュアル」(共編著) 朝倉書店、1997
「多民族化社会・日本」(共著)明石書店、2010
「心理支援論」(共著)風間書房、2011
「外国人相談の基礎知識」(共編著)松柏社、2015
「実践医療通訳」(共編著)松柏社、2015
「外国人こころの支援」(共著)岩崎学術出版社、2016


外来担当医師


蜂矢 百合子 (はちや ゆりこ)

あなたのお気持ちとお考えを、いっしょに確認してみましょう。火曜午前中にお待ちしています。

略歴
平成3年東邦大学卒。精神科専門医、小児神経科専門医。



李 創鎬 (り ちゃんほ)

水曜日を担当しております。これまでの診療経験を活かし、当院では主に、気分障害、適応障害、不安障害、統合失調症などを診ております。入院が必要になれば、地域と連携して紹介可能です。個人個人の多様性を尊重し、虚心坦懐の治療関係がモットーです。宜しくお願い致します。

略歴
医学博士。日本精神神経学会認定専門医。精神保健指定医。東京武蔵野病院医長を経て、現在は泉保養院副院長。多文化アドバイザー。2012年多文化間精神医学会学会賞受賞。


社会活動



松井 健太郎 (まつい けんたろう)

土曜日、隔週にて英語圏の方を担当させていただいております。個々人のニーズに合わせて、適切な治療が提供出来るよう心がけております。お気軽にご相談ください。

略歴
2009年東北大学医学部卒。医学博士。2011年に東京女子医科大学 精神医学講座に入局。以降、気分障害・統合失調症など一般的な精神疾患の診療を担当している。2012年より睡眠総合ケアクリニック代々木に所属し、睡眠障害全般の診療も行っている。


主な著書
『本当にわかる 精神科の薬 はじめの一歩』(共著)羊土社、2013
『抗不安薬プラクティカルガイド ―今だから知っておきたい正しい使い方』(共著)中外医学社、2015
『世界一簡単!成功脳の作り方 応用馬鹿学の法則35』(翻訳)SMART GATE Inc.、2015
『カプラン臨床精神医学テキスト 第3版 - DSM-5診断基準の臨床への展開 -』(共訳、“16 正常睡眠と睡眠-覚醒障害群.”を担当)メディカル・サイエンス・インターナショナル、2016





野上 和香 (のがみ わか)

精神科・心療内科一般を担当します。みなさまのお役に立てますと幸いです。どうぞよろしくおねがいします。

略歴
山口大学卒。慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室所属。精神保健指定医。





岸 航平 (きし こうへい)

木曜に英語圏の方を主に担当しています。皆さんが穏やかな笑顔で日々を過ごすお手伝いをさせて下さい。



土田 マリサ (つちだ まりさ)

月曜日にクリニックにいます。私は総合内科専門医で、ペルーのカエタノ・エレディア大学を卒業し、慶應義塾大学病院で精神科のレジデントを務めました。スペイン語、ポルトガル語、英語、日本語で患者さんを診察することができます。日本での大学院の経験は早稲田大学の医療人類学で、博士号は東京女子医科大学の公衆衛生で、移住と孤立がどのように健康に影響を与えるかについて研究しました。予防、治療、メンタルヘルスのサポートの面で皆さんを指導することができれば幸いです。